--今回で五回目の稽古になりますが、何か課題は見えてきましたか?
体力的な部分ですね。特に左手を凄く使うので、とても疲れます。細かな操作もたくさんありますし。基礎体力を付けなきゃって思って、ダンベルを使ってウェイトトレーニングをやってるんですよ。自然な動きや迫力のある動き、動きで感情を表現するためには、やっぱり支えとなる体力が必要ですね。
--なるほど。では技術的な面ではいかがですか?
今は基本的な部分を凝り返しですね。 まず型を身体に覚えこませる事が一番大切なんです。鏡を見ないでも人形を意図した形に動かすのが大変なんですよ。
あ、お稽古で鏡を見てはいけないんです。舞台には鏡はないし、見慣れてしまうと
鏡がなくては操れなくなってしまうんですよね。
自分の全身の感覚で操るのですが、いま人形の姿がどんな形なのかが、まだよく分からなくて(笑)。
--それは非常に難しそうですね。
そうですね。先日、家元の古柳座さんの稽古場にお邪魔したんですよ。やっぱり稽古場にも鏡はなかったです。そこでは音楽が流れているですよ。篠笛だったですね。聴いてるとなんだかだんだん自然と気持ちが高揚してくるんです。 ああ、
これは昔のロックなんだなと感じました。本番で観に来てくださる方にもこんな気持ちを感じてもらえるように、来年に向けて頑張ります。
--ありがとうございました。 |