平泳ぎ100・200メートル日本代表 末永雄太

――話は変わりますが、最初に泳いだのは何歳ぐらいの時ですか?

「3歳ですね。ちょうど引っ越してきたばかりだったので、スイミングスクールに通わせて友達ができればっと思ったみたいです。それと、たまたま体が弱くて、風邪をよくひく子だったらしいんで、体も丈夫になるかなって軽い感じで連れて行ったら、いつの間にかなんかこうなっていたみたいなですね(笑)」

――(笑)それから色々な大会とか出て。

平泳ぎ日本代表 末永選手

「そうですね、そのスイミングスクールは、小さい子などには最初は水をバチャバチャして、顔をつけたり潜ってみたりとか、そういう所から始まって、その後、時間をかけてクロールやって背泳ぎやって平泳ぎやってバタフライやって、これで全部泳げるようになったら、そこで殆どの人が辞めちゃうんです。大体、小学校卒業までに終わらせる形ですかね。でも僕は幼稚園の頃にもう終わっていたんで、小学校に上がった頃には、もう試合に出ていました。その頃から一番得意な種目は平泳ぎでしたね。」

――その頃から平泳ぎが得意なのですね。初めて優勝したのはいつですか?

「ああ、いつだろうな。小学校3年生くらいですかね、神奈川県の試合で一番になって。それが初めての優勝ですね。」

――その後は順調に成績を残していったのですか?

「いえいえ、3年生、4年生ぐらいまでは1番だったんですけど、天狗になって『俺は速いんだ』みたいになった後(笑)、5年生、6年生でまた抜かれて、中学校ぐらいから落ちぶれて、また高校ぐらいからまた伸びだしたんですけど。」

――何か秘密のトレーニングをしたとか?

「全然、全然無いですよ。普通に練習しただけです。うーん全然無いっすね。ウェイトトレーニングとかはやりますけど、でもみんなもやっているんで。でも一番効果があったのはそのウェイトトレーニングかな?高校から本格的に行ったら体も大きくなって、記録も伸び始めたんで。だって中学の時は女子より細かったですから」

――その頃はもう平泳ぎですよね。平泳ぎの魅力とは?

平泳ぎ日本代表 末永選手

「北島康介さんも言っているんですけど、平泳ぎって水泳の4種目の中で一番タイムが遅くて、泳いでいる時に抵抗が一番大きい種目なんですよ。だから、いかにその抵抗を少なくして泳ぐ事が絶対で、特に200メートルなどの長い距離になってくると、その差が本当に日本のトップとそうじゃない人との差になってくるんです。それと、平泳ぎってだいたい50メートルの中で15回ストロークをかくのですけど、例えばこれ1回で進む距離が1センチ早くなったとするじゃないですか、そしたら15回かいたら15センチ分早くなるってことなんです。だから本当にその1回1回の技術っていうのがすごく大事になってくるんで、そういう技術を追求することはやはり面白いですね。」

――人によってストロークの回数も違うのですか?

「違いますよ。速い人の方が回数も少ないです。」


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